2015年後半戦スタート!みなさんどんなスタートを迎えましたか?江坂神社の「夏越の祓」でリセットしてきました~
今年も1年の後半戦、7月が始まりましたね~!
早いものです。
この半年の区切りに時期に神社で行われるのが「夏越の祓(なごしのはらえ)」です。
先日、この号外ネット吹田でも紹介しました。
こちら⇒「【夏越の祓】(なごしのはらえ)で心機一転!27年後半もがんばろう~」
後半戦をより良く過ごすため・・・、先日江坂神社で行われた「夏越大祓」に行ってみました!
10時からという事で、ちょっと前に神社へ。すでに30人以上の参拝者が祓神事を待っていました。
事前に配布された「大祓詞(おほはらへのことば)」を皆でとなえます。
難しい漢字と言葉が並び・・・、フリガナを目で追うのが精いっぱいで書いてある内容は???です・・・。
お祓い神事が終わると、いよいよメイン行事の「茅の輪くぐり」です。
大祓詞と一緒に「茅の輪くぐりの由来」が書かれたものが配られました。
由来とされる神話とは・・・
神代のむかし、蘇民将来と巨旦将来という2人兄弟が隣り合わせに住んでいました。兄の蘇民はとても貧しく、巨旦はとても裕福でした。
ある時、スサノオミコト(江坂神社のご祭神)が旅の途中、弟の巨旦の家に宿をお願いしたところ、スサノオミコトの姿があまりにもみすぼらしかったので、無愛想に断られました。こまったミコトは蘇民の家に宿を頼むと、貧しいにもかかわらず、快く宿と食事のもてなしをしてくれました。ミコトはお礼として蘇民の家族に小さい茅の輪を与え
「これを腰に付けておれば、疫病から免れるだろう」
と言い残されたそうです。その後、疫病が大流行した時、蘇民の家族は疫病に侵されることなく、いつまでも元気に過ごし子孫も栄えたという事です。
このような言い伝えから、茅の輪は疫病除けの呪力をもつ祭具として、大きな輪をくぐり、小さな輪は腰に付けるようになりました。
江坂神社配布「茅の輪くぐりの由来」より
なるほど~。
まんが日本昔話にありそうなお話。ほんわかした絵が浮かんできます(笑)
茅の輪くぐりをする時は「夏越の祓えの古歌」を詠みながらするそうです。
「水無月の 夏越の祓え する人は
千歳の命 延ぶというなり」
皆で一緒に詠む練習をしてから、巫女さんを先頭に並んで順番に列を作って回ります。
左回り⇒右回り⇒左回りと輪を3回まわった後、本殿でお参りをして終わりです。
参拝の後は・・・
茶がゆとお神酒がふるまわれました。
ほうじ茶でじっくり炊いた茶がゆは神社の手づくり。トッピングの塩昆布とマッチして、やさしい味でとても美味しくいただきました。
厳かな雰囲気での神事を体験して、なにか嫌なものが落ちたような、心が軽くなったようなそんな気持ちになりました!
「夏越の祓」はちょうど半年の区切り日、6月30日に神社で毎年行われる祭事です。
また、来年行われると思いますので、ぜひ参加してみてください!
江坂神社はこちら↓
[map]吹田市江坂町3-68-11[/map]
(あやさく)