【吹田市】ハインリッヒって誰?!「吹田かもフェスタ2025」やってます。吹田にまつわる歴史的事件にも思いをはせて。
なんだかとっても目立つチラシを発見!
気になって近づいてみると、「吹田かもフェスタ2025」の文字。
関西大学の食文化研究会が主催する、鴨料理を提供するお店のイベントのようなんですが、じっくりと読んでみるとかなり興味深い!!
現在紫金山公園となっている場所にある釈迦ヶ池は、吹田市内では最大級で、またおそらく最古の溜池。
吹田はカモに限らず渡り鳥が多く飛来する場所だったようなんですね。
釈迦ヶ池はカモの猟場としても有名でしたが、網を使った猟のみが許されていて、銃の使用は禁止されていました。
ところが、明治13年(1880年)来日中だったプロイセン王子ハインリッヒがお忍びでこの地にカモ猟に来て、この掟を知らずにカモを銃で撃ったため近隣の住民に殴られるという事件がおきました。
釈迦ヶ池遊猟事件とも呼ばれるこの出来事は日本とドイツの外交問題に発展する事態に。
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ハインリッヒがわざわざ猟をしに来るほどカモが多く生息していて、鴨料理も多かったと言われる吹田。
歴史的事件にも思いをはせながら、市内の多くの料理店で鴨料理を楽しめる面白いグルメフェスです。
2025年2月14日(金)から始まっているこの「吹田かもフェスタ2025」は、3月9日(日)まで!
まだまだ時間はありますので、是非鴨料理を味わってみてください。
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