【吹田】猛暑日が続くと心配されるのが≪光化学スモッグ≫による大気汚染。注意報が発令されたらできるだけ屋内へ
暑い日が続くと時々発令される≪光化学スモッグ注意報≫。
大気汚染が深刻だった1970年代高度経済成長期には連日のように≪注意報≫が発令されていたそうですが、環境改善が進んだ現在では年に数回、夏の暑い日にこの辺りでも時々≪注意報≫が発令される事があります。
吹田市では市のホームぺーじで光化学スモッグについての注意喚起をしています。こちら⇒吹田市HP
そもそも、光化学スモッグとは・・・
≪光化学スモッグの発生メカニズムと人体への影響≫
自動車や工場の排出ガスに含まれる窒素酸化物や炭化水素などは、太陽の紫外線で反応し、「光化学オキシダント」を生成します。 この「光化学オキシダント」は、窒素酸化物や炭化水素の大気中濃度が高く、紫外線の強いときに高濃度となり、白くモヤがかかったようになります。この状態を「光化学スモッグ」と呼んでいます。
風が弱く、気温が高く、日差しが強い日に発生しやすい傾向にあります。
「光化学オキシダント」は高濃度になると人や植物などへ影響を及ぼし、人体への影響としては、 目がチカチカする のどが痛い 呼吸が苦しい ・・・などといった、目やのどなどの粘膜にたいする被害が報告されています。
(*大阪府環境汚染常時監視ページより)
日差しが強く暑い日が続くと発生しやすくなるとのこと。
すでに真夏日が続いている今年の夏、猛暑をこえる≪スーパー猛暑≫になるとの予想も出ています。スーパー猛暑は気温37°以上の日のこと。人間の体温を超えた気温・・・、溶けそう。
そんな≪スーパー猛暑日≫が何日も続くと、光化学スモッグは発生する可能性も高くなりますよね。今年の夏は熱中症と併せて光化学スモッグにも要注意!!
光化学スモッグ注意報が出されたらどうしたなよいのか?
屋外での激しい運動や水泳などは避け、屋内へ避難するのがベスト。ま、光化学スモッグ注意報が出されるような日は猛暑日など暑い日なので、もともとあまり外にいないかもしれませんが・・・。
光化学スモッグ情報は、テレビ、ラジオや、大阪府環境汚染常時監視ページでお知らせされます。
(*大阪府の光化学スモッグ情報はこちら⇒大阪府内光化学スモッグ発令状況)
また市役所や小・中学校などの施設に注意喚起の旗を掲げるそうです。旗の色分けは下記の通りです↓
(*大阪府環境汚染常時監視ページより画像)
注意報が発令されると工場なども排出ガスを制限したりするそうです。みなさんも自動車の運転も控えて排出ガス削減にご協力を。
スーパー猛暑日・・・、やだなぁ。
(あやさく)