「イヌマキ」の木に無数の<お地蔵さま>がつく風景?
家と家の間の生垣に使われたり、庭木にもよく使われている「イヌマキ」の木。
長細い葉が上向きにたくさん付き、凛としたイメージです。
梅雨のこの時期、この木に無数の「お地蔵さま」がいっぱい現れるって知ってました?
これがお地蔵さま↓
ちょっと首を垂れているようにも見える丸い実、細長く胴体に見える部分は着物の胸で手を合わせているような突起も。
お地蔵さまのように見えませんか?
これは、イヌマキの雌株につく「イヌマキの実の赤ちゃん」です。
イヌマキには雄株と雌株があり、この梅雨の時期に雌株は「実の赤ちゃん」を葉の根元につけます。
根元につけるので、葉をかきわけてよーく見ないと気がつかないかもしれませんね~
こんな感じで、どの枝にもよく見ると無数の<実の赤ちゃん>が付いています。
横から見ると<お地蔵さんが拝んでいる様なフォルム>がよくわかりませんか?
面長な感じの頭の形が特に絶妙!
この’イヌマキに付くお地蔵さん’のことをよく知っている年配の方は、この時期イヌマキの雌株をみると拝んでしまうそうです。
その気持ち、よくわかる~!
この<実の赤ちゃん>は真夏以降に体の部分が赤くなります。
実を付けているのが雌株です。
イヌマキの木は、街中にもよく植えられている木なので、ちょっと意識して雌株を探してみては・・・?
ザクロのたこさんウィンナーに続き
(詳しくはこちらの記事⇒「季節限定!タコさんウィンナーがいっぱい転がっている場所がある-!?」)
自然の造形物のミラクルを感じる「イヌマキ」の木の実でした♪
*記事中のイヌマキの写真撮影場所は[服部緑地都市緑化植物園]
(あやさく)
ミニ佐藤
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